「感染防止はしっかり」 恒例の高崎だるま市

高崎だるま市・(1)願掛けだるま
願掛けだるまにはコロナ終息を願う書き込みも目立った=2日、JR高崎駅西口駅前通り(椎名高志撮影)
 「日本で一番早いだるま市」と群馬県高崎市が胸を張る正月恒例の「高崎だるま市」が、元日と2日の両日、JR高崎駅西口駅前通りで開かれた。昨年末は県内も新型コロナウイルス感染者が急増し、開催が危ぶまれたが、感染防止を徹底して実施に踏み切った。
 会場には専用入り口1カ所と出入口5カ所を設定、混合酸化剤を噴霧する消毒シャワーゲートを設け、サーマルカメラや非接触型体温計での検温を実施したほか、マスク着用と手指消毒の徹底を呼びかけるなど、万全の態勢で臨んだ。
 さらに、だるま購入のみの希望者を対象にしたドライブスルーの販売所を会場近くの南小学校に設けた。そのうえで例年同様、県達磨製造協同組合に加盟する約50店が出店し、伝統の高崎だるまを売りさばいた。
 会場には、高さ1・7メートルの金色と赤色の願掛けだるまも登場。家族連れなどが願い事を書き入れた。長男の大和君(9)と訪れた堀越理佳子さん(30)は、「コロナにならず家族が1年間、健康で過ごせるよう願った」と話していた。
 2日間の人出は、昨年の6分の1程度の約6万人。主催の高崎だるま市実行委員会は、この数字を「コロナ禍の中では、想定の範囲内。落ち着いた雰囲気で実施することができ、成功だったと思う」と評した。