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202104/26

ティム・マクドナルド、ビジネス担当記者(BBCニュース)

今年2月から3月にかけて、中国と台湾がパイナップルをめぐり対立した。パイナップルはピザのトッピングに合うか、合わないかという万年の議論さえしのぐ争いだった。

中国は3月1日から台湾産パイナップルの輸入を禁止した。自国の作物に影響を及ぼしかねない「害虫」が確認されたからだというのが、その理由だった。

台湾の指導者らはこの禁止措置について、虫は全く関係ないと主張。台湾を国の一部だとみなしている中国が政治的圧力を強化していることの表れだと激怒した。

中国の措置に対抗すべく、台湾は海外に新たな顧客を求めたほか、中国の消費者が今後は食べられなくなるパイナップルを国内で消費するよう市民に呼びかけた。

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202104/01

【台湾有情】ワクチン購入を秘密にする理由

台湾でワクチン接種開始
新型コロナウイルスのワクチン接種のため、22日に台北市の病院を訪れた蘇貞昌行政院長(手前左)と陳時中衛生福利部長(右端)(中央通信社=共同)
 「第1陣のワクチン、11万7千回分が到着しました」。3月3日正午ごろ、台湾の各テレビ局が一斉に速報したニュースだ。
 早めの水際対策などで新型コロナウイルスの封じ込めに成功した台湾だが、ワクチンがなかなか手に入れられないことが大きな悩みのタネだった。
 自国製ワクチンを台湾に売り付けたい中国側は台湾が欧米製ワクチンを購入することを政治力を使って妨害しようとし、成立寸前の商談が破談にされたことがそれまでに何度もあった。
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202103/25

米司令官、中国の台湾侵攻「最大の懸念だ。多くの人が考えるよりも、ずっと身近にある」 2月には計11機が防空識別圏に侵入

習主席率いる中国への懸念を示したアキリーノ司令官(米海軍提供)
習主席率いる中国への懸念を示したアキリーノ司令官(米海軍提供)

 米上院軍事委員会は23日、インド太平洋軍司令官に指名されたジョン・アキリーノ太平洋艦隊司令官(海軍大将)の人事承認に向けた公聴会を開いた。アキリーノ氏は、中国による台湾への軍事侵攻を「最大の懸念」とし、有事が訪れる時期については「多くの予想より身近にある」との見解を示した。米国は、中国の軍事的覇権拡大や人権弾圧に対し、同盟・友好国との連携強化や、制裁発動を実施しているが、間に合うのか。

 アキリーノ氏は1984年に海軍士官学校を卒業後、空母艦載のF14戦闘機、FA18戦闘攻撃機のパイロットや、第5艦隊司令官などを経て2018年から太平洋艦隊司令官を務めていた。

 米海軍協会(USNI)のニュースサイトなどによると、アキリーノ氏は公聴会で、中国の脅威について以下のように語った。

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202103/18

 バイデン米大統領が2月16日、米CNN放送の政治番組『シティ・ホール』で行った発言に絡み、対中強硬派のトランプ政権から一転し、新政権は中国に対する姿勢が生ぬるいのではないかとの疑念が台湾社会に一気に広まった。

DVIDS / AlxeyPnferov / iStock / Getty Images Plus

 番組は司会者の質問に答える形で進み、バイデン大統領は、新型コロナウイルス対策や最低賃金制度などについて語った後、中国の習近平主席との電話会談の内容に言及。その際、台湾問題にも触れた。

 大統領は電話会談で、習主席が強権的統治を行うのは、中国の価値観に基づくもので理解できると指摘。自分も米国大統領中である以上、米国の価値観に従わざるを得ないとして、中国が人権侵害を行えば、対応しないわけにはいかなくなると述べた。

 台湾の一部メディアによれば、大統領はさらに「習主席が香港や新疆、台湾で行っていることを、公開の場で直接批判することはしない」と発言。メディアやSNSで「米政権は台湾を支援する気がない」との意見が飛び交った。この発言は台湾外務省の定例会見でも取り上げられたが、徐佑典・北米局長は、「バイデン氏の1カ月余りの行動を見ると、台湾の安全保障に対する承諾は引き継がれている」と反論した。

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202101/27

台湾・蔡英文総統が「日本語ツイート」を続ける理由

東日本大震災から10年、総統自ら「日台友情」を訴えるが難問も
2021.1.27(水)吉村 剛史

    昨年10月10日、台北市の総統府前で開かれた建国記念日に当たる「双十節」の式典で演説する蔡英文総統(写真:AP/アフロ)

    (ジャーナリスト・吉村 剛史)

     コロナ禍で海外との自由な往来に制約が生じているなか、台湾の蔡英文総統によるツイッターでの「日本語」発信が、日本人の「親台湾」感情の維持に貢献している。

     台湾が巨額の義援金を寄せた東日本大震災から2021年3月で10年を迎えるが、これに先立つ1月23日、台北市では日本側窓口機関が主催し、台湾で最も高いビル「台北101」に「日台友情」などの文字を灯すライトアップイベントを開催。蔡総統はこれに動画でメッセージを寄せ、日台の深い関係を「きずな」(絆)だとし、ツイッターでも「いつまでも日本を応援しています!」などと日本語で発信した。

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    202101/27

    習近平主席を挑発した美貌の駐米台湾大使

    大統領就任式に招待したのは「女帝」ペロシ下院議長か
    2021.1.27(水)高濱 賛

      蕭美琴氏(2016年10月19日撮影、写真:ロイター/アフロ)

      核搭載可能爆撃機「轟6」8機も侵入

       台湾海峡波高し――。

       台湾をめぐる米中の挑発合戦がバイデン米政権発足直後からきな臭さを増している。

       いや、直後ではない。ジョー・バイデン氏の大統領就任式当日からだ。

       米国東部時間1月20日正午すぎ、中国は台湾の防空識別圏に偵察機を飛ばし、台湾の動向を探り、23、24両日には中国軍機28機を同圏に侵入させてきた。

       1日に10機以上、しかも連日、これだけの規模の軍機を侵入させたのは2020年9月、キース・クラック米国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が訪台した際の16機以来だという。

       台湾国防部(国防省)によれば、1月23日侵入した軍機は、核兵器搭載可能の爆撃機「H6K(轟6)」8機と戦闘機「J-16(殲16)」4機など13機。

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      202101/23

      バイデン米大統領就任式に台湾駐米代表が正式出席 断交以来初、中国は反発

      就任式に出席した蕭氏(本人のツイッターより)
      就任式に出席した蕭氏(本人のツイッターより)

       台湾の台北駐米経済文化代表処代表(台湾の駐米大使に相当)で女性の蕭美琴氏は20日、ジョー・バイデン米大統領の就任式に正式出席した。台湾の駐米代表が、正式な招待を受けて大統領就任式に出席したのは、米台断交(1979年)以来、初めて。台湾を軍事的・政治的に恫喝(どうかつ)する中国に対し、バイデン政権として強い姿勢を見せたようだ。

       「米政権と共通の価値と利益の増進に向けて一緒に取り組んでいくことを楽しみにしている。台湾は米国の友人たちと超党派の精神で取り組む」

       蕭氏はツイッターにこう投稿し、バイデン新政権下での米台関係の強化に期待を表明した。蕭氏は1971年、神戸市生まれ。父は台湾人、母は米国人。米コロンビア大学修士取得という。

       一方、中国外務省の華春瑩報道官は21日の記者会見で、「いかなる形の米台当局のやり取りにも断固として反対する。この立場は一貫して明確なものだ」と反発した。

      202011/19

      台湾 親中テレビ局を閉鎖へ 放送免許を取り消し


      202010/29

      中国が侵攻なら台湾「戦う」 世論調査8割が回答 米国、ミサイルなど新たに武器売却へ

      台湾の防空識別圏に侵入したとされるY8対潜哨戒機の同型機(ロイター)
      台湾の防空識別圏に侵入したとされるY8対潜哨戒機の同型機(ロイター)

       習近平国家主席率いる中国共産党政権は、連日のように台湾に軍事的圧力をかけている。これに対し、「自由・民主」「人権」「法の支配」を重視する台湾では、中国から軍事攻撃を受けた場合、「台湾のために戦う」と考える人々が8割近くに上った。米国は、台湾防衛のために対艦ミサイル最大400基を含む武器を、新たに台湾に売却することを決めた。

       「中国軍機が台湾の防空識別圏に侵入 先月中旬以降で24回目」

       台湾の中央通信社が運営する日本語サイト「フォーカス台湾」は27日、このようなタイトルの記事を報じた。

       中国人民解放軍のY8対潜哨戒機とY8情報収集機が26日、台湾南西の防空識別圏に侵入したことを伝えたものだ。中国軍機の侵入は、活動を活発化させた9月16日以降で24度目という。

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      202010/28

      台湾人の大半「中国と戦う」と宣言 世論調査で