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202105/11
産経ニュース

新緑のモミジ鮮やかに 北野天満宮 2年ぶり公開

北野天満宮・青もみじ2
鮮やかな青モミジを撮影する女性ら=京都市上京区(鈴木文也撮影)
 学問の神様、菅原道真をまつる北野天満宮(京都市上京区)で、鮮やかな「青モミジ」が見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。
 境内には、樹齢400年超を含む350本のモミジが織りなす緑のアーチが広がり、大阪府池田市から友人と訪れた公務員の女性(29)は「秋に見る赤いモミジもきれいだが、春の青いモミジも違った良さがある」と笑顔で語った。
 新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となったが、今年は感染症対策を取った上での公開を決めた。権禰宜(ねぎ)の堀川雄矢さんは「コロナの影響で、うつむきがちな日々を送る人たちに、上を向いて青モミジを楽しんでもらいたい」と話した。
 公開は6月27日までで入苑料が必要。問い合わせは北野天満宮(075・461・0005)。
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202105/08

【編集局から】日本三大怨霊と畏怖…平将門公はどう受け止められたか 東京・大手町にある首塚の改修工事完了

改修を終えた平将門の首塚(東京・大手町)
改修を終えた平将門の首塚(東京・大手町)

 2月の当欄でも取り上げた、夕刊フジ編集局からも徒歩圏内にある東京・大手町のビル街の一角にある首塚。平安時代に京都でさらし首になった平将門が空を駆け、関東の故郷に戻る途中で落ちた場所とされています。

 前回はフェンスに囲われ改修工事中とお伝えしましたが、4月末に晴れて完了。そのあまりの変わりように、あっけにとられてしまいました。これまではうっそうとした木陰の湿った黒土に厳かに立つ石碑が、更地にする動きがあるたび不審死が発生したという伝説なども相まって、おどろおどろしいまでの雰囲気を放っていたのですが…。

 樹木は最小限の小ぶりなものに植え替えられ、地面は黒土から白砂と淡いグレーのコンクリートに一新。全面が日なたとなり、近くの歩道からも塚は丸見えです。左遷先から本社に戻りたい会社員らが、「帰る」と引っかけて敷地内に供えてきた、大量のカエルの置物も一掃されました。

 神社の境内のように簡素で清浄。ただ、日本三大怨霊と畏怖されてきた将門公が、大変失礼な物言いになるのですが、すっかり“毒気”が抜かれて怪しい魅力もパワーダウンしてしまったようにも感じます。肝心の将門公が今回の大改修をどう受け止められたかは、今後の東京がどうなっていくかが答え合わせになるのかも知れません。 (運動部・笹森倫)

202105/08

【一聞百見】火箸風鈴の音色は「東洋の神秘」 明珍家第53代当主・明珍宗敬さん

「一聞百見」 明珍宗敬
「10年を超えて多少自信がついた」と話す明珍宗敬さん=兵庫県姫路市(柿平博文撮影)
 つるされた一対の火箸(ひばし)が触れ合うたびに、心地よい澄んだ音色が響き渡る「明珍(みょうちん)火箸風鈴」。遠方の偶然入った店先でふと、この涼やかな音が聞こえると、ファンは全国にいるのだと気づかされる。製作を手掛けるのは、兵庫県姫路市に工房を構える明珍家。平安時代の甲冑師(かっちゅうし)の流れをくむ鍛冶職人の家系だが、今春、その長い歴史に新たな一ページが加わった。約30年ぶりの世代交代。第53代当主に就任した明珍宗敬(むねたか)さん(45)の心境を聞こうと、工房を訪ねた。(聞き手・姫路支局長 小林宏之)
30年ぶり世代交代
 世界文化遺産・姫路城から北に約1キロ。にぎやかな街の一角に明珍の工房がある。中をのぞくと、薄暗い作業場に赤紫の炎が燃え盛る炉。その中で紅色に輝くコークスの塊。炉の前に座る宗敬さんは、その炎から取り出した細い鋼(はがね)の棒を金床に載せ、金づちでリズミカルに鍛え続けた。「ふと気づけば、たたくリズムは先代と同じ。きっとここに、いい音を出す秘密が隠されているんでしょうね。私たちが継承しているのは、このリズムなのではないかと思うんです」
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202105/07
産経ニュース

「茶祖」聖一国師生家近くで小中学生が茶摘み 静岡・葵区

茶摘みP7
茶摘みを体験する大川小中学校の児童・生徒ら=6日、静岡市葵区栃沢(岡田浩明撮影)
 新茶シーズンが本格化する中、「静岡茶の祖」とされる高僧、聖一(しょういち)国師の生家近くの茶畑(静岡市葵区)で6日、地元の大川小中学校の生徒・児童ら計約40人が茶摘みを体験した。JA静岡市の職員から摘み方のコツを教わり、黄緑色の新芽を丁寧に摘み取った。
 茶摘み体験は2年ぶり。地域貢献活動の一環として、お茶に親しんでもらうのが狙いだが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた。
 この日は1時間ほどで約10キログラムの新茶を収穫した。参加した小学6年の藪田有妃さん(11)は「2年ぶりに茶摘みができてよかった。農家の大変さも分かった」と話した。
 例年は摘み取った茶は、中学3年生が春の修学旅行で京都を訪れ、聖一国師が開山した東福寺(京都市東山区)に献茶しているが、今年は感染予防の観点から旅行先を県内に変更した。代わりに、静岡の茶農家に献茶を依頼する予定だ。
202105/05

静謐で美しい…保山耕一「奈良、時の雫」

騒々しく煩わしい世の中からの、ささやかな避難所
2021.5.5(水)勢古 浩爾

    https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/1200mw/img_0d633fc81524a8cb2c22987bef5ac16b77419.jpg 2x" class="lazy not-trans loaded" width="600" height="338" srcset="https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/600mw/img_0d633fc81524a8cb2c22987bef5ac16b77419.jpg 1x,https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/1200mw/img_0d633fc81524a8cb2c22987bef5ac16b77419.jpg 2x" data-was-processed="true" pinger-seen="true" style="border-style: none; vertical-align: top; opacity: 1; transition: opacity 0.5s ease 0s;">YouTube映像「奈良、時の雫」シリーズ(保山耕一)の最初の作品「藤が咲いた日、春日大社」から

    (勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)

     昨年から引きつづくコロナ禍以降、テレビがつまらなくなった。代わりに、以前にも増して見るようになったのはYouTubeである。なかでも最も好きなのが、映像作家保山耕一(ほざんこういち)氏の「奈良、時の雫」シリーズである。一番心が落ち着く。

     保山氏については以前、簡単にふれたことがあるが(「外出自粛ならこの映像と本で癒されようではないか」https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60252)、詳しく紹介しておこう。わたしがはじめて保山耕一という人を知ったのは、2019年のことである。NHK・Eテレの「こころの時代」という番組の3月2日の回「命の輝きをうつす」で、たまたま氏のことを知ったのである。一気にかれの魅力に引き込まれた。

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    202105/04
    産経ニュース

    こいのぼり140匹悠々 鳥取・江府町

    こいのぼり140匹悠々
    鳥取県江府町を流れる日野川の橋に掲げられたこいのぼり=3日午前
     鳥取県江府町を流れる日野川の2本の橋で、子供の成長と川の環境美化を願う約140匹のこいのぼりが掲げられている。3日は名峰・大山を背景に、朱色や青色の大群が悠々と泳いでいた。7日まで。
     こいのぼりは地元中学生も手伝い、1日に約70人で準備。欄干に固定した長さ約10メートルのヒノキの支柱36本に、それぞれマゴイやヒゴイなど3~4匹ずつが取り付けられている。3日、河原から両親と眺めていた鳥取県米子市の保育園児、伊藤蓮人ちゃん(4)は「いっぱい泳いでる。楽しい」と元気に話した。
     町と地元漁協関係者による「愛漁会」がこどもの日の前後に実施してきた。愛漁会によると、町内では少子化でこいのぼりを揚げる家庭が減少。県内外に寄贈を呼びかけている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大により中止した。
    202105/02

    一服どうぞ】裏千家前家元・千玄室 心を「無」にするとは

     「狗子(くし)に還(かえ)って仏性(ぶっしょう)有りや、也(また)無しや」。狗(いぬ)の子にも仏性は有るのかと問う有名な禅の公案(こうあん)である。これに対し趙州(じょうしゅう)和尚は一言「無」、仏性などにとらわれていてはならないと。何も無いところから生まれ、「有」という目に見える型が形成されるが、それもいつまでもあるものではなくやがて「無」になる。全て無から始まり無に還る。これは非常に東洋的哲学である。
     では西洋的哲学はというと、私はアーネスト・ヘミングウェーの「清潔で明るい場所」と訳される短編小説を思い浮かべる。カフェで毎晩遅くまで決まった席で酒を傾ける老人がいる。何を語るでもなくただじっと座るその老人自体の姿の中に生きてきたものがあり、それもまた消えて無くなる、すなわちここでも無の概念が出てくる。
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    202104/28
    産経ニュース

    2万5千株のカキツバタ 見学者魅了 京都・大田神社

    カキツバタ・大田神社3
    見頃を迎えたカキツバタ=京都市北区
     上賀茂神社の摂社・大田神社(京都市北区)で、国の天然記念物に指定されているカキツバタが見頃を迎え、美しい紫の花が参拝者を楽しませている。見頃は5月上旬頃まで。
     境内にある「大田ノ沢」には2万5千株が自生し、平安時代の和歌にも詠まれるなど、古くから人々に愛されてきた。5年ほど前、シカに荒らされ、花を付けなくなったものの、網で囲むなどの対策が実り、再び多くの花を咲かせるようになったという。
     昨年は新型コロナウイルスの影響で閉鎖したが、今年は感染症対策を呼びかけた上で公開を決めた。大田神社を担当する上賀茂神社の高井俊光禰宜は「ストレスがたまる中で、千年前から存在する花の生命力を感じて元気になってもらいたい」と語った。
     近くに住む女性(64)は「毎年見に来ており、これを見ないと5月が始まらない」と話していた。
    202104/26
    産経ニュース

    秘仏「日輪大師像」御開帳 36年ぶりに栃木県佐野市の大聖院

    36年ぶりに秘仏「日輪大師像」御開帳 佐野の大聖院
    秘仏となっている「日輪大師像」が安置されている厨子と伊藤教宣住職=佐野市植野町の大聖院
     栃木県佐野市植野町にある真言宗豊山派の古刹(こさつ)、大聖院(だいしょういん)で29日から、「日輪大師像」が36年ぶりに御開帳される。日輪大師とよばれた真言宗の開祖、空海(弘法大師)が日輪の中で蓮華台座に座る全国でも数少ない大師像で、寺の秘仏。感染拡大が続く新型コロナウイルスの退散祈願も込められる。公開は5月5日まで。
     大聖院は、天慶元(938)年の創建。言い伝えによると、当初は佐野氏の拠点だった清水城内(同市吉水町の現興聖寺)にあったといい、安土桃山時代と江戸時代をまたぐ慶長年間に、植野村の豪士、高橋惣左衛門により現在地に移転建立されたという。
     「日輪大師像」は享保5(1720)年に京都の仏師により作られたとされている。台座を含め高さ約1メートルの座像。かつてはお堂があったが、現在は本堂の厨子(ずし)に安置されている。「厄除日輪大師」とも呼ばれ、古くから厄除け祈願で知られたという。
     29日の御開帳では、午前10時過ぎから記念の稚児行列、続いて同11時から開帳法要が営まれる。稚児行列の参加人数を制限しマスク着用、手指消毒など新型コロナ対策を徹底する。
     伊藤教宣(きょうせん)住職(71)は、「御開帳を控えようかとも考えたがコロナ退散のため実施することを決めた。多くの人に参拝してほしい」と話した。(伊沢利幸)
    202104/22

    北国の春 静かに堪能 弘前公園の桜満開

    北国の春、静かに堪能
    青森県弘前市の弘前公園では桜の季節を迎えている。弘前城天守(後方)の周辺では五分咲きとなったヤエベニシダレが春風に揺られ、マスク姿の見物客は広い園内を静かに散策していた=21日午後
     日本有数の桜の名所で知られる青森県弘前市の弘前公園で、ソメイヨシノが満開となり見頃を迎えている。市によると、52種、約2600本が植えられ、弘前城天守周辺にあるヤエベニシダレも五分咲きとなっている。
     新型コロナウイルスの感染対策が求められる中、21日に訪れた人たちはマスク姿で散策したり写真を撮ったりし、静かに花見を楽しんでいた。
     散った花びらが堀を埋める「花筏」は24日ごろまで楽しめるという。昨年中止になった「弘前さくらまつり」は23日~5月5日、2年ぶりに開かれ、出店の営業やライトアップは既に始まっている。
     夫と車で訪れた岩手県二戸市の高村より子さん(63)は「来るかどうか迷ったが、天気が良く、きれいな桜が見られて良かった」と笑顔で話した。